Japanese
English
綜説
英国における公衆衛生関係立法小史
前田 和甫
1,2
1東京大学医学部公衆衛生学教室
2国立公衆衛生院第八回正規医学科
pp.500-507
発行日 1958年9月15日
Published Date 1958/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202019
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、500ページから507ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
まえがき
英国における公衆衛生の発展のあとをたどると,その要望は,18世紀中葉から始る産業革命が,無慈悲に,加速度的に進むにつれて急速な人口移動,都市集中が強行され,その結果として必然的に生じたもので,多くの先覚者・社会改革者等の熱心な運動により,自発的・私的な事業から次第に政府の施策へと移つたことが分る。先ず,古くからの救貧法(Poor Law)を改正し,適応を拡げ,又新しい対策をとり入れて,窮乏した人間を拾いあげることから始まり,続いて都市に必要な諸施設の建設,緊要な諸規則の制定へと進んでいつた。
同じ頃,これとは別に,急速に増加して来た工場労働者の苛酷な労働条件,悲惨な環境の改善を目指すR・Owen等の運動が実を結び,最初の工場法(FactoryAct)が定められてから後,次第に婦人・年少労働者の問題,労働者の住宅建設,有害業務の規正等へと公的の監視と施策の制定が発展して,初期の公衆衛生の立法,対策は,この2つを根源として,関係諸法へと発展したと言えるであろう。

Copyright © 1958, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

