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国際シンポジウム「健康の社会的決定要因」を巡る国際的動向―「World Trend in Research of Social Determinants of Health」に参加して
田中 剛
1
1厚生労働省障害保健福祉部企画課
pp.384-386
発行日 2012年5月15日
Published Date 2012/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102419
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はじめに
ここ5年程の日本公衆衛生学会では,毎年のように「健康の社会的決定要因(social determinants of health:以下SDH)」がテーマの1つに上がっている.私も行政官としての関心から,ハーバード大学公衆衛生大学院のイチロー・カワチ教授や,日本福祉大学の近藤克則教授の研究会には定期的に参加しており,日々の政策決定の根拠作りの一助にさせて頂いている.誌面を頂けることになったので,ここで昨年末(12月23日)に東京・市ヶ谷で開催された国際シンポジウムの報告をしたい.
会場は全国から100名以上の聴衆が集まる盛況ぶりであり,公衆衛生関係者のみならず,医療関係者を含めて,関心の高さが推し測れた.このシンポジウムは長寿科学総合研究「介護保険の総合的政策評価ベンチマークシステムの開発」班が共催していたこともあり,行政関係者も散見された.

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