連載 人を癒す自然との絆・34
子どもたちの生きる力を引き出すドルフィン・セラピー
大塚 敦子
pp.388-389
発行日 2012年5月15日
Published Date 2012/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102420
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イルカと泳ぐことで,病気や障害を抱える子どもたちの身体や心の機能を高めることをめざす,ドルフィン・セラピー(イルカ介在療法/活動).アメリカで盛んに行われてきたが,近年は日本でも香川や高知,沖縄などで試みが始まっている.
かつてドルフィン・セラピーには,よく「奇跡の」という枕言葉がかぶせられ,メディアなどでも“イルカと泳ぐだけで病気や障害が治る”という夢のような話が取り上げられたりしたものだが,実際のドルフィン・セラピーは,他の動物介在療法/活動と同様,とても地道なものだ.
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