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連載 働く人と健康―精神科臨床医の立場から・4
心の健康問題により休業した労働者の職場復帰をめぐって
天笠 崇
1,2
1メンタルクリニックみさと
2京都大学医学部大学院社会健康医学系専攻健康情報学
pp.290-293
発行日 2009年4月15日
Published Date 2009/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101539
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はじめに
1990年代後半以降増加した,うつ病を筆頭とした気分感情障害により休業した労働者の職場復帰支援が焦眉の課題として認識され,国もガイドライン(手引き)を策定するに至った1).この手引きは,「実際の職場復帰に当たり,事業者が行う職場復帰支援の内容について総合的に示した」もので,事業者は各事業場の実態に即して手引きを改訂・運用する必要がある1).復職支援を扱った書籍も出版されているが2~5),現場は試行錯誤中というのが現状であろう.
本稿では,プライバシー保護に十分注意したうえで,筆者が関わった復職事例の実際も紹介しながら,心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の現状と課題について述べる.

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