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徹底分析シリーズ プラネタリーヘルスと麻酔
医療施設としての取り組み—定量化の重要性と国内外の事例の紹介
横田 啓
1
Kei YOKOTA
1
1岡山協立病院 総合診療科・救急科
pp.696-700
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360330070696
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日本の医療介護システムによる温室効果ガス排出量は,日本全体の温室効果ガス排出量のどのくらいの割合を占めているか? 国際的な統計によると6.4%と報告されており,国の排出量に占める割合としては世界3位である1)。しかも,ほかの業界が毎年温室効果ガス排出量を減らしているのに対し,医療介護領域では年々増えているというデータもある2)。人の命を救うための医療が,気候変動に寄与することで逆説的に人の命を奪っているという現実を,医療従事者は意識する必要がある。そして,環境負荷を最小限とするために取り組む必要がある。

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