徹底分析シリーズ プラネタリーヘルスと麻酔
区域麻酔や全静脈麻酔は地球に優しい麻酔?—麻酔科医一人一人の選択が地球の未来を変える
鵜澤 康二
1
,
増田 恵里香
1
,
田渕 沙織
1
Koji UZAWA
1
,
Erika MASUDA
1
,
Saori TABUCHI
1
1杏林大学医学部付属杉並病院 麻酔科
pp.690-695
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360330070690
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症例ごとに手術室は清掃され,ゴミ一つない環境で整然とシングルユースのフェイスマスクや新しい呼吸回路などをプラスチック包装から取り出し,回路を組み立て,麻酔の準備をし,患者を手術室に迎え入れる。麻酔科医としての日常の光景である。われわれは日々大量のゴミを出しながら,麻酔をしている。しかし,ゴミのことを気にかける者は少ないだろう。日々麻酔をこなすこと,患者の生命を守ること,感染管理や安全管理の門番として,手術室や集中治療室では多忙のうちに,毎日が過ぎ去っていくからだ。

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