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連載 臨床実習サブノート おさえておきたい! カルテのみかた・第6回
回復期の運動器疾患—急性期情報の活用と在宅支援を見据えた情報収集
湯田 智久
1
Tomohisa YUDA
1
1北出病院リハビリテーション科
pp.1199-1204
発行日 2026年10月15日
Published Date 2026/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091505520600101199
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はじめに—回復期運動器疾患患者のカルテ情報収集のポイント
回復期リハビリテーション病棟に入院する運動器疾患患者の多くは,急性期病院で手術や保存療法を受けた後に転院してきます.そのため理学療法士には,現在の身体機能だけではなく,受傷前の生活状況や急性期での治療経過を踏まえて理学療法を展開することが求められます.しかし,カルテから得られる情報は膨大であり,「何を目的に情報収集を行うのか」を明確にしなければ,必要な情報を整理することは容易ではありません.
回復期の運動器疾患患者のカルテを確認する目的は,大きく① 病態の解釈,② リスクの把握,③ ニーズの抽出の三つに整理できます.これらを意識して情報収集をすることで,理学療法評価や目標設定が行いやすくなります.
なお,骨折や脳卒中など疾患ごとに確認すべきカルテ情報や情報収集のポイントは異なります.これらについては,これまでの回および今後の各論を参照してください.本稿では,回復期の運動器疾患患者に共通するカルテの見方について解説します.

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