連載 在宅ケアプランの立て方とケア提供の実際―水口町保健センターの実践から・2
情報収集について
小谷 直子
1
1滋賀県水口町立在宅介護支援センター
pp.153-158
発行日 1998年2月15日
Published Date 1998/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901779
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はじめに
水口町の24時間在宅ケアシステムの中で町立の在宅介護支援センターは,介護が必要となった高齢者の相談を受ける総合相談窓口としての役割を果たしています.いわば利用する側にとっては24時間在宅ケアシステムの入り口といったところでしょうか.
当センターでは,ケアシステムの中で初期のケアマネジメントを担当しています.利用者は,介護方法がわからない,介護が大変であるといった危機的状態となり,不安や混乱を抱えて相談にこられます.このような相談者に,いかにスムースな対応ができるかが重要です.利用者側にとっては適切なサービスがタイムリーに受けられることが大切です.そしてそれがその緊急度に応じたものであることも重要です.
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