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増刊号 —産婦人科のこれからを理解するための—重要・最新キーワード103
4章 婦人科腫瘍領域
疾患・病態
Tertiary lymphoid structures(TLS)
飯塚 崇
1
,
安彦 郁
1
1金沢大学医薬保健研究域医学系産科婦人科学教室
pp.200-201
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800040200
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- 参考文献 Reference
point
◉TLS(三次リンパ組織)とは : 炎症や腫瘍などに伴い,本来リンパ組織でない部位に誘導されるリンパ球—免疫細胞の集合構造で,局所免疫応答の活性化に関与する.
◉TLSの形成過程と機能 : 線維芽細胞活性化とリンパ球集積→未成熟TLS→成熟TLSの3段階を経て形成され,腫瘍内でCD8+T細胞や形質細胞が活性化されることで抗腫瘍免疫が促進される.
◉TLSの臨床的意義と治療応用 : 成熟TLSの存在は多くのがん種で免疫チェックポイント阻害薬の奏効や予後改善と関連し,TLS誘導による「cold→hot」腫瘍変換をめざす治療戦略が注目されている.
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