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特別記事
看護師と民間企業の採用は何が違うのか?
石渡 嶺司
pp.628-629
発行日 2026年10月25日
Published Date 2026/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.004718950670050628
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- Abstract 文献概要
キャリア選択としての看護師の変化
病院における看護師の採用難が続いている。また、看護系の大学・専門学校でも進学者が減少している。日本私立学校振興・共済事業団データによると、看護学部を含む保健系学部の充足率平均は2026年、96.14%で5年連続定員割れとなった。では、現代の民間企業の採用はどのように変化しているか。そして、看護師採用で参考にできる、現代の民間企業の採用手法は何か、解説していきたい。
まず、民間企業就職・高校生の進路選択の構造変化から説明しよう。民間企業の就職は1990年代半ば〜2010年代前半まで就職氷河期だった。加えて、女性の労働環境が整備されていたとはいいがたい。1980年代には女子総合職採用が行われたが、就職氷河期により、中止する企業が続出した。また、1990年代に入ってからも性別定年制度が許容されていた。そのため、当時の高校生からすれば、将来を見据えると、女性の労働環境が比較的整備されていた看護師を進路として選択するのは合理的だったと言える。ところが、2010年代〜は学生有利の売り手市場となり、女性の就職率は11年連続で70%超となった。民間企業でも女性の労働環境が整備されていった。
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