連載 Z世代の新人看護師を育てる・支える 入学時から卒業後まで、つながり続ける教育支援・2
レジリエンスを育てる教育とは何か—学生の段階から「行動できる力」を育てる支援設計
相撲 佐希子
1
1修文大学看護学部
pp.632-636
発行日 2026年10月25日
Published Date 2026/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.004718950670050632
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前回(第1回)では、臨床現場の管理者や師長との対話から見えてきたZ世代の新人看護師をめぐる現状—「自分たちなりに配慮して関わっているのに、なぜ伝わらないのか」という指導者側の戸惑い、「うまくやれていたはず」という確信を突き崩す突然の退職、そして「今の若い子はメンタルが弱い」というくくりで新人を捉えてしまいがちな現実—について述べた。
その背景にあるのは、他者からの評価を強く意識するZ世代特有の認知の在り方であり、組織の文化そのものが新人に大きな影響を与えているという論点を示した。また、レジリエンスとは「忍耐力」や「折れない心」ではなく、「困難な状況でも次に取るべき行動を選択できる力」であり、「気持ちが整ってから行動する」のではなく、「行動することで立ち直っていく」力として捉えることの重要性にも触れた。

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