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特集 プライマリ・ケアにおける患者安全・質改善の地平線
第1章 診断エクセレンス—「誤診」のスティグマを超えて
safety-netting:不確実性を共有するコミュニケーション技術
天野 雅之
1
1南奈良総合医療センター総合診療科
キーワード:
safety-netting
,
診断の不確実性
,
帰宅説明
,
カルテ記載
,
仕組みづくり
Keyword:
safety-netting
,
診断の不確実性
,
帰宅説明
,
カルテ記載
,
仕組みづくり
pp.1500-1503
発行日 2026年9月10日
Published Date 2026/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.002576990630101500
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Point
◎safety-nettingは「不確実性の共有・注意すべき症状の伝達・想定される経過の説明・再診すべき基準の明示・フォローアップ計画・検査結果の追跡・カルテへの記載」などの多面的な行動から成るプロセスである.
◎safety-nettingとして,カルテには「重篤な疾患に矛盾しない事実」と「可能性を下げる事実」の両方を記載する.また,注意すべき症状の具体的内容,想定した経過と再評価のタイミング,受診先や相談先の説明,患者や家族の理解と方針への同意が得られたことについては記録しておきたい.
◎safety-nettingは個人技ではなくシステムで支える領域である.皆が安全に診療できる仕組みを整備しよう.

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