潮流
「重症度、医療・看護必要度」の見直し
内科系症例を追加し救急搬送件数を加味
pp.30-31
発行日 2025年12月11日
Published Date 2025/12/11
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2984009
- 有料閲覧
- 文献概要
厚労省は11月26日の中医協総会(小塩隆士会長)に、令和8年度診療報酬改定に向けた急性期入院医療における一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の見直しの試算結果を示した。内科系疾患が不利とされる同基準で、救急搬送件数などを加味し該当患者割合の規準を改善することを検討する。 「重症度、医療・看護必要度」は、急性期一般入院料の中で最も点数が高い入院料1を算定するための施設基準となり、その基準の見直しは、最近の中医協総会において、議論の終盤になっても支払側と診療側で意見が折り合わず、公益側の裁定で決着させざるを得ない争点となっている。
Copyright © 2025 Syakaihokennkennkyuujo All Rights Reserved.

