レコーダ 日本医学会連合シンポジウム
医師の偏在是正と研究の両立を インセンティブで意見集約も?
pp.10-17
発行日 2025年5月21日
Published Date 2025/5/21
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2964004
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日本医学会連合は4月30日、東京都内で「研究力強化と医師偏在の是正に向けたこれまでの取組みと今後について」と題したシンポジウムを開いた。加盟学会員を対象に実施した意識調査に7545人が回答した結果を公表したほか、厚生労働省の迫井正深医務技官、文部科学省の松浦重和大臣官房審議官(研究振興局及び高等教育政策連携担当)らが講演し、国の政策・施策について説明。さらには「基礎医学」「社会医学」「臨床医学」それぞれの現場を担う医師が登壇し、偏在に関する現状と課題、是正に向けた取組みなどを共有した。シンポジウム後の記者会見では、門脇孝会長が、医師の偏在是正に向けたインセンティブを推進するため意見を取りまとめたいとの意向も表明した。同日の要旨を掲載する。

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