潮流
全国100か所程度に区域を設定し都道府県が医師偏在是正プラン策定
pp.28-29
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2947007
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厚労省は11月20日、「新たな地域医療構想等に関する検討会」(遠藤久夫座長)で医師偏在対策の具体案を公表した。都道府県が選定する全国100か所程度の「重点医師偏在対策支援区域(仮称)」を対象に「医師偏在是正プラン(仮称)」を策定。経済的インセンティブにより医師偏在対策を推進する考えなどを提示。財源として診療報酬を活用し、患者負担が増加する部分については、保険者の協力も得たい考えだ。 支援対象とする「重点医師偏在対策支援区域」は、医師偏在指標、可住地面積当たり医師数、住民の医療機関へのアクセス、診療所医師の高齢化率、今後の人口動態などを考慮し、地域医療対策協議会や保険者協議会などの意見も踏まえ、都道府県が決定する。
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