特集 緩和医療
治療 緩和ケアのbest practice
倦怠感
明保 洋之
1
,
三浦 智史
1
1国立がん研究センター東病院緩和医療科
キーワード:
▶CRFは身体・感情・認知領域に及ぶ持続的な疲労で,休息で改善しにくくADLを障害する.
,
▶有病率はおおむね30~60%とされるが,治療後も約1/3の患者で遷延しうる.
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▶病態は一次性と二次性に大別される.まずは二次性の要素が解決できないかを試みる.
,
▶スクリーニングは重要であり,すべてのがん患者に積極的な情報提供と評価を行う.
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▶CRFの治療目標は,患者自身と家族などの介護者が,CRFによって経験する苦痛を軽減させることであり,主観的な要素と客観的な要素の双方からアプローチする必要がある.
,
▶非薬物療法の代表として,運動療法とエネルギー温存療法が重要である.
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▶薬物療法としては,ステロイドの有効性が報告されている.
Keyword:
▶CRFは身体・感情・認知領域に及ぶ持続的な疲労で,休息で改善しにくくADLを障害する.
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▶有病率はおおむね30~60%とされるが,治療後も約1/3の患者で遷延しうる.
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▶病態は一次性と二次性に大別される.まずは二次性の要素が解決できないかを試みる.
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▶スクリーニングは重要であり,すべてのがん患者に積極的な情報提供と評価を行う.
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▶CRFの治療目標は,患者自身と家族などの介護者が,CRFによって経験する苦痛を軽減させることであり,主観的な要素と客観的な要素の双方からアプローチする必要がある.
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▶非薬物療法の代表として,運動療法とエネルギー温存療法が重要である.
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▶薬物療法としては,ステロイドの有効性が報告されている.
pp.259-263
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.43.02_022
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はじめに
がん関連倦怠感cancer-related fatigue(CRF)とは,がんやその治療に関連して生じる,身体的・感情的・認知的な領域にわたる,だるさ~極度の疲労感/消耗感のことである.これは,慢性的な苦痛を伴う感覚で,先行する活動量に見合わない重症度であり,日常生活に支障をきたすものとされる1).

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