特集 緩和医療
セミナー Serious illnessと緩和ケア
認知症の緩和ケア
小川 朝生
1
1国立研究開発法人国立がん研究センター東病院精神腫瘍科
キーワード:
▶緩和ケアはがんのみならず,他の身体疾患や認知症へ応用されつつある.
,
▶認知症は生命予後を規定する疾患である.
,
▶認知症のケアは,身体的側面と精神的側面,社会的課題への対応が含まれる.
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▶身体的側面では,活動量の低下と低栄養を防ぐことが重要である.
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▶精神的側面では,せん妄を予防し,認知症の進行を予防する取り組みが重要である.
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▶新しい認知症観のもと,認知症であったとしても本人が理解し,自分で決めていくことのできる社会の実現が求められている.
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▶特に医療における意思決定では,わが国では代理を認める法律の条文はない.本人の自己決定を重視する姿勢が求められる.
Keyword:
▶緩和ケアはがんのみならず,他の身体疾患や認知症へ応用されつつある.
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▶認知症は生命予後を規定する疾患である.
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▶認知症のケアは,身体的側面と精神的側面,社会的課題への対応が含まれる.
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▶身体的側面では,活動量の低下と低栄養を防ぐことが重要である.
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▶精神的側面では,せん妄を予防し,認知症の進行を予防する取り組みが重要である.
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▶新しい認知症観のもと,認知症であったとしても本人が理解し,自分で決めていくことのできる社会の実現が求められている.
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▶特に医療における意思決定では,わが国では代理を認める法律の条文はない.本人の自己決定を重視する姿勢が求められる.
pp.218-222
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.43.02_013
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はじめに
超高齢社会の到来により,臨床では高齢者の診療機会が増えている.2025年になり,65歳以上の人口の伸びは止まりつつある一方,75歳以上の高齢者の増加が著しい.それに伴い,併存症の影響を考慮に入れながら治療を検討する必要性が増している.

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