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特集 リハビリテーション・介護領域におけるICTの活用
認知症ケア
Demetia care
浦上 克哉
1
Katsuya Urakami
1
1鳥取大学医学部保健学科生体制御学講座・環境保健学分野
1Section of Environment and Health Science, Department of Biological Regulation, School of Health Science, Faculty of Medicine, Tottori University
キーワード:
物忘れ相談プログラム
,
TDAS
,
軽度認知障害
,
認知症予防
Keyword:
物忘れ相談プログラム
,
TDAS
,
軽度認知障害
,
認知症予防
pp.1045-1048
発行日 2016年12月10日
Published Date 2016/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200784
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はじめに
本邦に認知症は462万人,軽度認知障害(mild cognitive impairment;MCI)は400万人と厚生労働省から報告され,認知症は糖尿病などと同様に国民病として対応しなければならない病気であることが認識された.そのため,国も国家戦略として認知症対策に取り組むこととなり,認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)が策定された.内容としては,本人視点に立った医療,ケアを推進し,予防から根本治療,ケアまでトータルな内容となっている.認知症ケアの充実が期待されるが,その向上にICT(information and communication technology)技術の活用も期待される.本稿では,認知症ケアへのICT活用について述べる.
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