特集 脳血管障害
治療 再発・死亡抑制のための治療選択と患者支援
脳卒中予防のための危険因子のコントロール─食事と運動と薬─
沓名 章仁
1
,
須田 智
1
1日本医科大学付属病院脳神経内科
キーワード:
▶生活習慣病と脳卒中の発症には関連があり,特に高血圧,糖尿病,脂質異常症と脳卒中発症との関連は大きい.
,
▶生活習慣病の早期診断・生活指導・早期治療により,脳卒中発症リスクを低減させることができる.
,
▶高血圧の血圧目標は,合併症の有無にかかわらず130/80mmHgとなった.
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▶服薬アドヒアランス,臨床イナーシャに注意する必要がある.
Keyword:
▶生活習慣病と脳卒中の発症には関連があり,特に高血圧,糖尿病,脂質異常症と脳卒中発症との関連は大きい.
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▶生活習慣病の早期診断・生活指導・早期治療により,脳卒中発症リスクを低減させることができる.
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▶高血圧の血圧目標は,合併症の有無にかかわらず130/80mmHgとなった.
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▶服薬アドヒアランス,臨床イナーシャに注意する必要がある.
pp.114-118
発行日 2026年1月1日
Published Date 2026/1/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.43.01_023
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はじめに
わが国の脳卒中発症率は1960~1970年代にかけて大きく減少した.要因は血圧管理の是正や喫煙率の低下があげられる.以降は減少率が緩徐となり,食事の欧米化や運動不足に伴い,脂質異常症や糖尿病は増加傾向にある.したがって,脳卒中と生活習慣病の関連は大きい.本稿では,脳卒中発症予防のための食事・運動・薬物治療について,三大生活習慣病の高血圧,糖尿病,脂質異常症を中心に述べる.

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