Complication Commentary 筋ジストロフィー診療における合併症マネジメント
小児期からの下肢装具の管理
松井 彩乃
1
1国立精神・神経医療研究センター病院総合外科部整形外科 医長
キーワード:
下肢装具
,
下肢アライメント
,
骨格矯正位採型
,
代償歩行
,
筋ジストロフィー
Keyword:
下肢装具
,
下肢アライメント
,
骨格矯正位採型
,
代償歩行
,
筋ジストロフィー
pp.33-36
発行日 2024年11月20日
Published Date 2024/11/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0119.04.01_0033-0036
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筋ジストロフィーでは小児期から積極的に下肢装具を導入し,下肢アライメントを保ち代償歩行を軽減しながら発達を促進していく.装具による下肢アライメント保持のため,われわれは骨格矯正位採型を行っている.装具療法の導入時期は装具の種類によってさまざまであり,運動発達段階に合わせて治療目的を明確にし適切な装具を選択する.装具療法を併用することで運動機能の最高到達地点を高め,歩行可能期間の延長を目指す.「KEY WORDS」下肢装具,下肢アライメント,骨格矯正位採型,代償歩行,筋ジストロフィー
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