座談会
先達を想う~アルコール依存症治療の歴史を振り返る~
樋口 進
1
,
齋藤 利和
2
,
辻本 士郎
3
,
米田 博
4
1国立病院機構久里浜医療センター 名誉院長
2北海道公立大学法人札幌医科大学 名誉教授/社会医療法人博友会 副理事長
3医療法人東布施野田クリニック 名誉院長
4新阿武山病院 理事長
pp.6-11
発行日 2024年3月25日
Published Date 2024/3/25
DOI https://doi.org/10.34449/J0078.12.01_0006-0011
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わが国におけるアルコール依存症治療の歴史を語るうえで,故 河野裕明先生,故 小杉好弘先生,故 今道裕之先生,和気隆三先生は欠かすことができない先駆者である。先達のご功績やお考え,お人柄を振り返ることで,各先生が地域で果たされた役割やそれぞれの関係性,当時のアルコール依存症治療の状況や社会背景を整理して今に活かすことが重要となる。さらには今後,アルコール依存症治療に取り組まれる後進の方々にその歴史を語り継いでいくために,先達から教えを受け,ともにアルコール医療を牽引してこられた4名の先生をお招きして座談会「先達を想う」を開催した。
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