アルコールと芸術
①映画(第1回)
森川 恵一
1
1社会医療法人財団松原愛育会松原病院院長代行副院長
pp.6-7
発行日 2019年2月15日
Published Date 2019/2/15
DOI https://doi.org/10.34449/J0078.07.01_0006-0007
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こんにちは。松原病院の森川です。また,お会いしましたね。以前,本誌で,「書籍や映画にみるアルコール依存症」のタイトルで,第3巻第1号~第4巻第1号まで,アルコール依存症を題材にしている映画に関する医学エッセイを執筆させていただきました。取り上げた作品は,順に,「酔いがさめたら,うちに帰ろう。」(日本映画),「ばかもの」(日本映画),「ミステリー・ゾーン」(アメリカテレビ映画),「拳銃無宿」(アメリカテレビ映画),「駅馬車」(アメリカ映画),「男が女を愛する時」(アメリカ映画),「800万の死にざま」(アメリカ映画),「リービング・ラスベガス」(アメリカ映画),「酒とバラの日々」(アメリカ映画),「16ブロック」(アメリカ映画),「芝浜」(日本落語)でした。是非,バック・ナンバーをご覧下さい。今回,編集部から,再び,「アルコールと芸術 ①映画」のタイトルで,3回に渡り,執筆を依頼されました。アルコール依存症は,罹患率が高く,ごくありふれた疾患ですので,映画の主なテーマとして扱われたり,主人公や,脇の人物の性格描写として,登場することの多い病気であり,何らかの形でアルコール依存症を描いた映像作品は,私の知る限りでも,150本を越えます。前回,紙数の関係で割愛した名作も多く,患者様や御家族様の心理教育や断酒プログラムの一助として,あるいは,皆様の多忙な診療の合間の一服として,楽しんでいただけたら,と思います。
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