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『アルコール・薬物関連障害の診断・治療ガイドライン』改定について
齋藤 利和
1
,
湯本 洋介
2
1特定医療法人北仁会幹メンタルクリニック院長
2独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター
pp.67-68
発行日 2018年2月10日
Published Date 2018/2/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0078.06.01_0067-0068
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このガイドラインは厚生労働省科学研究「アルコール依存症に対する総合的な医療の提供に関する研究」班(樋口班)が作成したものである。その内容はA.「総論」では依存症概念,診断・治療,疫学,法的な問題,治療に必要なスキルを概説している。B.「初期対応編」では物質使用障害者の対応についてプライマリケア医やレジデントにもわかるように症例をあげ具体的に解説している。C.「問題別対応編」では物質使用障害者の1. 重症度,2. 社会的問題,3. 身体的問題,4.精神的問題についてそれぞれの対応法について概説している。D.「参考資料」では社会資源(医療機関や回復施設など)のリストを掲載している。このガイドラインは現在,編集中であり,2018年の出版が予定されている。
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