若手ドクターの広場
去年栄養指導をした人に、今年は減酒支援を!
福田 貴博
1
1肥前精神医療センター
pp.50-51
発行日 2016年2月10日
Published Date 2016/2/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0078.04.01_0050-0051
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「はじめに」執筆にあたって、まずは貴重な機会を与えていただき、ありがとうございます。アルコール健康障害対策基本法が制定され、依存症対策だけでなく、多量飲酒にも対策が必要とされています。国内には多量飲酒者は980万人ほどおり、健康日本21(第二次)でも、生活習慣病のリスクが高まる飲酒をしている人を減らすという目標を掲げています(以後、多量飲酒、生活習慣病のリスクが高まる飲酒の両者を指して、問題飲酒とします)。近年、地域・職域の保健師などと連携して、特定健診、特定保健指導にて減酒支援を実施しています。その経験のなかで感じたことをご紹介します。ここでは、S(スクリーニング:対象者は誰か?)とBI(ブリーフインターベンション:具体的な方法)について述べます。
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