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RSウイルス流行期の変化 流行期の変化への対応
山岸 敬幸
1
1慶応義塾大学医学部小児科教授
キーワード:
先天性心疾患
,
パリビズマブ
,
早産児
,
免疫不全症
,
Down症候群
,
ガイドライン
Keyword:
先天性心疾患
,
パリビズマブ
,
早産児
,
免疫不全症
,
Down症候群
,
ガイドライン
pp.29-32
発行日 2020年1月20日
Published Date 2020/1/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0055.11.03_0029-0032
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早産,慢性肺疾患,先天性心疾患(congenital heart disease;CHD)などの基礎疾患を有する乳幼児では,RSウイルス(respiratory syncytial virus)感染による呼吸器症状が重症化するリスクが高いことが知られている。RSウイルス感染症に対する特異的な治療法は確立されていないため,これら基礎疾患を有する乳幼児の臨床では,RSウイルス感染の重症化をいかに抑制するかが重要である1)-3)。RSウイルス感染重症化抑制として,抗RSウイルスヒト化モノクローナル抗体(パリビズマブ,商品名:シナジス®)が使用され,その有効性が認められている。わが国でパリビズマブは2002年1月に早産児および気管支肺異形成症(BPD)に対し,2005年10月にCHDに対して承認された。「KEY WORDS」先天性心疾患,パリビズマブ,早産児,免疫不全症,Down症候群,ガイドライン
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