国際学会Report
第19回 アジア・オセアニア周産期学会(FAOPS 2016)に参加して ─ FAOPS 2020東京誘致活動記 ─
田中 守
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1慶應義塾大学医学部産婦人科学教室教授
pp.33-33
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0055.09.01_0033-0033
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第19回アジア・オセアニア周産期学会(19th Congress of the Federation of Asia and Oceania Perinatal Societies ;FAOPS 2016)では,国立台湾大学のChien-Nan Lee教授の主催で,台北の国際会議センター(TICC)で行われました。今回はアジア・オセアニア地域の22ヵ国,約600名の参加者で開かれ,盛会のうちに幕を閉じました。大会初日には,カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)小児循環器のMark S. Sklansky教授を中心に,胎児超音波エコー診断のpre-congress meetingが開かれ,台湾での胎児心臓エコーのレベルの高さに驚かされた1日でした。2日目は,Lee大会会長の後に,台湾のTzou-Yien Lin厚生労働大臣,FAOPSのMohammod Shahidullah理事長,国立台湾大学のHong-Nerng Ho医学部長,台湾周産期学会のMing-Kwang Shyu理事長と,そうそうたるメンバーの挨拶に始まり,日本からも日本産科婦人科学会の藤井知行理事長がKeynote Lectureを講演され,大変盛大な開会式となっていました。
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