座談会(Dry Eye Discussion)
上市10年超! ジクアホソルナトリウムの臨床的意義
島﨑 潤
1
,
横井 則彦
2
,
山口 昌彦
3
,
高 静花
4
1東京歯科大学市川総合病院眼科教授
2京都府立医科大学 病院教授
3愛媛県立中央病院眼科主任部長
4大阪大学大学院医学系研究科視覚先端医学 寄付講座准教授
pp.8-15
発行日 2022年6月10日
Published Date 2022/6/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0042.17.01_0008-0015
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2010年にジクアホソルナトリウム,2012年にはレバミピドが発売され,わが国のドライアイ診療においては涙液層の安定性低下の要因を層別に診断し,それらの異常に適した点眼・治療を選択して涙液層の安定性を高めてドライアイを治療するTFOD/TFOTの概念が広まった。ジクアホソルナトリウムの上市から10年が経過した今,あらためて世界初の作用メカニズムを振り返りながら,臨床での効果的な使い方や治療における位置づけについて,エキスパートの先生方に討議いただいた。
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