特集 CURRENT TOPICS 3rd GAST SUMMIT JAPAN学術講演会ハイライト
ワークショップ:わが国から胃癌を撲滅するための具体策 4 長期におけるH.pylori除菌後のフォローアップ
水野 元夫
1
1倉敷中央病院消化器内科 主任部長
pp.28-28
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.34449/J0039.14.02_0028-0028
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日本鋼管福山病院では1995年以降,H. pylori除菌治療およびフォローアップを実施する中で,10年以上の長期計画で臨床研究が行われてきた。2005年に,H. pylori除菌に成功した場合と失敗した場合の胃癌発癌率を比較し,成功した場合は発癌率が大幅に下がるという結果を報告した。その後,同じ集団に対して数回にわたって追跡調査を行い,現在では平均フォローアップ期間が7.1年,最長で21.4年となっている。
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