Glaucoma Expert Discussion
緑内障の個別化治療と手術治療の選択
福地 健郎
1
,
中元 兼二
2
,
原 岳
3
,
三木 篤也
4
1新潟大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野教授
2日本医科大学眼科学教室 准教授
3医療法人圭明会原眼科病院院長
4愛知医科大学眼科学講座(近視進行抑制寄附講座) 教授
pp.15-22
発行日 2022年9月10日
Published Date 2022/9/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.01.64_0015-0022
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緑内障の手術治療において従来,広くトラベクレクトミーが行われてきたが,近年はチューブシャント手術や直視下で隅角を操作する低侵襲緑内障手術(minimally invasive glaucoma surgery:MIGS)など,術式の選択の幅は広がりつつある.これらの術式の選択は目標とする眼圧はもちろんのこと,合併症や患者の病態,余命,視野障害の進行状況など,さまざまな要素を検討しながら選択されている状況である.今回は進化する緑内障手術治療の最近の動向と選択の実際について,エキスパートの先生方に討論いただいた.
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