Glaucoma Expert Discussion
OCT活用術―病期に応じてどのように使うか?
福地 健郎
1
,
大久保 真司
2
,
金森 章泰
3
,
山下 高明
4
1新潟大学大学院医歯学総合研究科眼科学分野教授
2おおくぼ眼科クリニック院長/金沢大学医薬保健研究域医学系臨床教授
3かなもり眼科クリニック 院長
4鹿児島大学医学部・歯学部附属病院眼科助教
pp.19-29
発行日 2016年8月31日
Published Date 2016/8/31
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.01.52_0019-0029
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
福地(司会):緑内障はこれまで主に眼圧・視神経乳頭・視野により診断されてきましたが,近年はOCT(optical coherence tomography : 光干渉断層計)の所見と視野を対応させることで,診断の補助として活用されるようになってきました.そこで今回は,有効かつ有意義な緑内障診療におけるOCT活用法について,特に病期に応じてどのようなポイントでどのように使い分けるのかを中心に,緑内障領域におけるOCTのエキスパートである3名の先生方に,まずはそれぞれのお話を伺いたいと思います.
Medical Review Co., Ltd. All rights reserved.