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特集 これだけは押さえたい!—大腸癌取扱い規約・治療ガイドライン—改訂のポイント
大腸癌取扱い規約第9版
こうして使おう新しい病期分類
Efficient utilization of the new cancer staging system
神藤 英二
1
,
梶原 由規
1
,
岡本 耕一
1
,
上野 秀樹
1
Eiji SHINTO
1
1防衛医科大学校外科学講座
キーワード:
Stage Ⅱ/Ⅲ細分類
,
budding
,
リンパ節検索個数
,
Lymph node ratio
,
LNR
Keyword:
Stage Ⅱ/Ⅲ細分類
,
budding
,
リンパ節検索個数
,
Lymph node ratio
,
LNR
pp.924-928
発行日 2019年8月20日
Published Date 2019/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212557
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【ポイント】
◆Stage ⅡではⅡa, b, cの細分類に加え,リンパ節検索個数・buddingにより予後の層別化が可能である.
◆Stage ⅢではⅢa, b, cの細分類とともにLymph node ratio(LNR)・転移巣病理所見・占居部位が予後分別に有用である.
◆予後分別能の向上した新しい病期分類に各種予後規定因子を組み合わせることで,精緻な再発リスク評価を行い,術後の治療選択に役立てる必要がある.
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