Green Club 座談会
診断力向上のために
谷原 秀信
1
,
亀田 隆範
2
,
栂野 哲哉
3
,
野本 裕貴
4
1熊本大学病院 病院長
2京都大学大学院医学研究科眼科学 助教
3新潟大学医歯学総合研究科眼科学分野 助教
4近畿大学医学部眼科学教室 講師
pp.31-39
発行日 2019年8月30日
Published Date 2019/8/30
DOI https://doi.org/10.34449/J0024.00.58_0031-0039
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緑内障の視神経障害および視野障害は進行性かつ非可逆的であり,患者さんの自覚なしに徐々に進行するため,早期発見による障害の進行阻止・抑制はいまだ大きな課題として存在する.一方,医療技術の進歩に伴い,緑内障領域においても新たな診断手段の導入が相次いでおり,多様な手段を駆使した診療レベルの向上が期待される.今回は,早期発見のために不可欠な診断力をいかに向上させるかをテーマに,2018年に改訂された緑内障診療ガイドライン(第4版)の内容や最新の知見を踏まえ,討論いただいた.
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