連載
ホルモンQ&A
澤田 健二郎
1
,
木村 正
2
1大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学教室准教授
2大阪大学大学院医学系研究科産科学婦人科学教室教授
pp.71-74
発行日 2022年9月1日
Published Date 2022/9/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0015.29.03_0071-0074
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黄体ホルモンはその構造から,C21-プロゲスチン誘導体(ジドロゲステロン,メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(MPA)など),C19-ノルテストステロン誘導体(ノルエチステロン,レボノルゲストレル,デソゲストレル,ジエノゲストなど),および17α-スピノロラクトン誘導体(ドロスピレノン)の3種類に大別さる。黄体ホルモン(プロゲステロン)はプロゲステロン受容体以外のステロイド受容体にもさまざまな親和性をもって交差反応することから,化合物によって多彩な特性を呈する。
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