特集 生殖医学のcutting edge
子宮再生
平岡 毅大
1
1東京大学医学部附属病院女性診療科・産科
キーワード:
再生医療
,
脱細胞化組織移植
,
STAT3
,
幹細胞
,
オルガノイド
Keyword:
再生医療
,
脱細胞化組織移植
,
STAT3
,
幹細胞
,
オルガノイド
pp.47-53
発行日 2019年6月1日
Published Date 2019/6/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0015.26.02_0047-0053
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生殖医療技術は目覚ましい発展を遂げてきたが,先天性子宮奇形や子宮手術後の子宮の器質的欠損・機能的低下が原因となる子宮性不妊症に対しては,有効な治療法は確立されていないのが現状である。子宮再生医療がもし実現されればこの難題に革新的な解決法を与える可能性があり,今後の発展が期待される分野といえる。本稿では,過去の子宮再生研究で得られた知見を概説するとともに,子宮再生医療の今後の展望について考察していきたい。「KEY WORDS」再生医療,脱細胞化組織移植,STAT3,幹細胞,オルガノイド
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