連載 CUTTING-EDGE MEDICAL INTRODUCTION
植込み型ブレインマシンインターフェースによる機能再建
平田 雅之
1
1大阪大学大学院医学系研究科脳機能診断再建学共同研究講座 特任教授/株式会社JiMED 取締役
pp.54-56
発行日 2024年12月10日
Published Date 2024/12/10
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.41.04_0054-0056
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ブレインマシンインターフェース(brain machine interface:BMI)とは、脳信号から意図を解読して思い通りに機器を操作する技術である。BMIには図1に挙げるようにさまざまな計測方法がある。頭蓋内に電極を留置するタイプは、植込み型BMIと呼ばれ、正確な脳信号を計測できるので、生活に有用なレベルで機器が操作でき、身体障害者の機能再建技術として期待されている。本稿では、植込み型BMIについて概説する。
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