トピックス
ブレイン・マシン・インターフェース
平田 雅之
1
,
吉峰 俊樹
1
1大阪大学大学院医学系研究科脳神経外科学
pp.147-151
発行日 2013年2月1日
Published Date 2013/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543103851
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はじめに
ブレイン・マシン・インターフェース(brain machine interface,BMI)とは脳信号を計測してこれをコンピュータで解読して,脳活動の内容を推定し,外部機器を操作することにより,障害された機能を代行する技術である.重症の筋萎縮性側索硬化症や頸髄損傷などでは完全四肢麻痺,意思伝達障害による生活の質低下が著しい.こうした機能障害に対してBMI技術を用いて機能補填を図ろうとする研究が盛んになりつつある.本稿ではBMIについて概説し,臨床検査とのかかわり,最近の話題について解説する.
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