特集 間質性肺炎診療の今・未来
Ⅲ 間質性肺疾患研究の最前線 AI技術の応用
古川 大記
1
1名古屋大学医学部附属病院メディカルITセンター
キーワード:
人工知能(AI)
,
深層学習
,
診断
,
間質性肺疾患
Keyword:
人工知能(AI)
,
深層学習
,
診断
,
間質性肺疾患
pp.59-63
発行日 2020年3月20日
Published Date 2020/3/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.38.03_0059-0063
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近年の人工知能(artificial intelligence:AI)に関する技術の発達に伴い,AIはすでに大なり小なりわれわれの生活に浸透している。たとえばお掃除ロボットや,個人の趣向を加味したインターネットウェブサイトの広告,写真撮像時の笑顔自動認識といったものから,車の自動運転まで,例を挙げると枚挙にいとまがない。同じように,医療分野にもAIによる技術革新の波が押し寄せている。本稿では,AIの原理を簡単に説明しながら,医療分野における応用と,特に間質性肺疾患における現在の応用状況,さらに今後予想される展開について述べたい。「KEY WORDS」人工知能(AI),深層学習,診断,間質性肺疾患
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