特集 NAFLD/NASH診療の現況と展望
NAFLD/NASHの疫学
小野 正文
1
1高知大学医学部附属病院光学医療診療部(消化器内科)准教授
キーワード:
NAFLD/NASHの有病率
,
NAFLD/NASHの有病率の国際比較
,
非肥満者の有病率
,
小児の有病率
Keyword:
NAFLD/NASHの有病率
,
NAFLD/NASHの有病率の国際比較
,
非肥満者の有病率
,
小児の有病率
pp.9-13
発行日 2019年9月20日
Published Date 2019/9/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0001.37.09_0009-0013
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肥満や糖尿病,高血圧,脂質異常症などのいわゆるメタボリックシンドロームを有する人の割合はわが国においても増加しており,それと同時に脂肪肝を有する患者の割合も増加している。近年のC型肝炎治療の進歩に伴って,今後は脂肪肝が一番重要な慢性肝疾患の1つとなることは確実である。このため本稿では,非アルコール性脂肪性肝疾患(non-alcoholic fatty liver disease:NAFLD)や非アルコール性脂肪肝炎(non-alcoholic steatohepatitis:NASH)の疫学について,わが国の有病率,肥満や糖尿病の有病率との関連,有病率の国際比較,非肥満患者の有病率,小児の有病率に分けて概説する。「KEY WORDS」NAFLD/NASHの有病率,NAFLD/NASHの有病率の国際比較,非肥満者の有病率,小児の有病率
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