特集 日本が解き明かした病気―疾患概念の確立から現在まで―
Ⅰ.日本人が原因を明らかにした病気
福山型筋ジストロフィー
齋藤 加代子
1
1東京女子医科大学
キーワード:
福山型筋ジストロフィー(FCMD)
,
神経細胞遊走障害
,
フクチン
,
リビトールリン酸トランスフェラーゼ
,
α-ジストログリカノパチー
Keyword:
福山型筋ジストロフィー(FCMD)
,
神経細胞遊走障害
,
フクチン
,
リビトールリン酸トランスフェラーゼ
,
α-ジストログリカノパチー
pp.757-762
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002344
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SUMMARY
▷福山型筋ジストロフィー(FCMD)は神経細胞遊走障害に起因する中枢神経病変を特徴とする.
▷日本人により初めて報告され,原因遺伝子・タンパク質が同定され,病態機序が明らかになった.
▷FCMDはリビトールリン酸欠損症であり,フクチンはリビトールリン酸トランスフェラーゼである.
▷FCMDはα-ジストログリカノパチーの1つであり,ラミニン結合能をもつ糖鎖形成不全が機序である.
▷疾患修飾治療薬の開発として臨床試験が進行中である.

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