特集 こどもの健康診断のすべて
各年代の健康診断のキホン
3か月児健診
向井 丈雄
1
1東京大学小児科
pp.33-37
発行日 2026年4月20日
Published Date 2026/4/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002157
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Point
■3か月児健診(生後3か月前後で実施される乳児健康診査であり,生後3~4か月児健診とよばれる)は,乳児の発育・発達状況,栄養状態,先天的異常の有無,育児環境,母子関係などを総合的に評価し,問題があれば早期に発見・対応することを目的としている.
■生後3か月は,乳児にとって以下のような発達的転機がみられる時期である.
・身体的な成長(体重・身長・頭囲など)の加速度的な進行
・頭部の保持などの運動機能の発達
・視覚や聴覚の発達に伴う対人反応の出現
・授乳リズムや睡眠パターンの安定化
・表情の多様化や発声の出現
■この時期は保護者が育児に慣れてくる反面,疲労や不安が蓄積してくる時期でもあり,精神的なサポートも重要になる.

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