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The Journal of Pediatric Practice Volume 89, Issue 1 （January 2026）

小児科診療 89巻1号（2026年1月発行）

特集外来でみる小児のコモンな感染症

Ⅴ．消化器

腹痛・血便葛西健人 ¹ ¹藤沢市民病院小児科キーワード：細菌性腸炎 , 血便 , カンピロバクター , サルモネラ , EHEC Keyword: 細菌性腸炎 , 血便 , カンピロバクター , サルモネラ , EHEC pp.125-129

発行日 2026年1月1日 Published Date 2026/1/1

DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002029

PDF(1375KB)

SUMMARY

▷小児の「腹痛・血便」では細菌性腸炎を第一に考える．

▷病原体は，おもにカンピロバクター，サルモネラ（非チフス性），腸管出血性大腸菌（EHEC）を考える．

▷細菌性腸炎の検査は便培養が基本で，軽症例では対症療法が原則（抗菌薬投与は不要）である．抗菌薬治療は，全身状態不良時，生後3か月未満の児や免疫不全者で考慮する．

▷非感染性の鑑別として，発症年齢により腸重積症や炎症性腸疾患を考慮する．

基本情報

電子版ISSN 印刷版ISSN 0386-9806 診断と治療社

細菌性腸炎葛西健人 , 大宜見力東京医学社小児内科
55巻 13号（2023年11月） pp.345-348
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２．カンピロバクター，サルモネラ工藤孝広金原出版小児科
64巻 12号（2023年12月） pp.1242-1245
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2．消化器領域で重要な微生物感染症の特徴（1）細菌性腸炎（腸管出血性大腸菌，サルモネラ，カンピロバクター）川本雄也 , 松尾裕央日本メディカルセンター臨牀消化器内科
36巻 3号（2021年2月） pp.279-284
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血便西信俊宏医学書院 medicina
58巻 12号（2021年11月） pp.2029-2032
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若年者の血便—診療アプローチの要点梶田航平 , 山本貴嗣 , 磯野朱里医学書院 medicina
61巻 12号（2024年11月） pp.2153-2156
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中高年の血便—出血の重症度の評価が重要新倉量太医学書院 medicina
61巻 12号（2024年11月） pp.2158-2162
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血便を初発症状とし，若年性骨髄単球性白血病様所見を呈したWiskott-Aldrich症候群末永祐太 , 吉本優里 , 大熊喜彰 , 兼重昌夫 , 田中瑞恵 , 瓜生英子 , 山中純子 , 水上愛弓 , 五石圭司 , 佐藤典子 , 今井耕輔 , 金兼弘和 , 七野浩之金原出版小児科
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血便矢島知治医学書院 medicina
48巻 9号（2011年9月） pp.1568-1571
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