特集 これからのガイドラインの読み方,使い方
Ⅱ.国内のガイドラインから考える
神経
熱性けいれん
金村 英秋
1
1東邦大学医療センター佐倉病院小児科
pp.233-241
発行日 2025年4月20日
Published Date 2025/4/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001580
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Summary
■「熱性けいれん(熱性発作)」へ用語改訂が行われた.
■熱性けいれん重積状態が薬物治療の開始を考慮すべき状態(t1:5分以上)と長期的後遺症に注意すべき状態(t2:30分以上)の2段階に定義された.
■単純型熱性けいれんではジアゼパム坐薬による発作予防をルーティンに行う必要はない.
■医療現場の実情や患者家族の心理的不安を加味して対応を行うことが求められる.

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