特集 つながる内分泌学―古典的な内分泌学から多分野への新たな展開―
Ⅱ.小児から成育につながる
新しい内分泌学1 新生児内分泌学とは?
岩永 甲午郎
1
1京都大学医学部附属病院総合周産期母子医療センター新生児部門
キーワード:
新生児内分泌
,
遺伝子診断
,
持続血糖モニタリング
,
負荷試験
Keyword:
新生児内分泌
,
遺伝子診断
,
持続血糖モニタリング
,
負荷試験
pp.1365-1369
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001227
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SUMMARY
▷新生児内分泌領域は,主として新生児の成長・発達・代謝を専門とする分野である.
▷新生児期は人生の最も重要な時期の一つであり,その健康と発育・発達に大きな影響を与え得る疾患を適切に診断し治療する必要がある.
▷近年では,新生児内分泌領域においても新たな診断法や検査適応の拡大により,新たな展開がみられつつある.
▷診断法や診断用医療機器の発展に伴い,旧くて新しい新生児内分泌課題の解消がすすみつつあるので,これらの新たな知見について紹介する.
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