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今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
持続血糖モニタリングの現状
Present circumstance of continuous glucose monitoring systems
瀬口 正志
1
1大分県立病院内分泌・代謝内科
キーワード:
持続血糖モニタリング
,
CGM
,
フラッシュグルコースモニタリング
,
FGM
,
sensor augmented pump
,
SAP
Keyword:
持続血糖モニタリング
,
CGM
,
フラッシュグルコースモニタリング
,
FGM
,
sensor augmented pump
,
SAP
pp.1432-1435
発行日 2019年12月15日
Published Date 2019/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542202223
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Point
●持続血糖モニタリング(CGM)システムにはプロフェッショナルCGM(患者非通知,検査目的),リアルタイムCGM(パーソナルCGM:患者がリアルタイムにデータ確認),フラッシュグルコースモニタリング(FGM)の3種類があり,治療目的,患者の自己管理能力などで選択する.
●CGMは全ての1型糖尿病患者と,強化インスリン療法中の2型糖尿病患者で血糖目標が達成できていない患者や糖尿病を有する妊婦,無自覚性低血糖の患者,低血糖に対する恐怖心が強い患者においても推奨される.
●CGMでの効果を最大限に得るためにはシステムの知識や手技,治療アドヒアランスの改善,データの解釈や対応方法など患者教育を継続的に行う必要がある.
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