特集 つながる内分泌学―古典的な内分泌学から多分野への新たな展開―
Ⅰ.現在から未来へつながる
大きく広がる,ホルモンの臨床
有安 大典
1
1川崎市立川崎病院小児科
キーワード:
FGF23
,
FGFR3
,
アディポサイトカイン
,
オキシトシン
,
LC-MS/MS
Keyword:
FGF23
,
FGFR3
,
アディポサイトカイン
,
オキシトシン
,
LC-MS/MS
pp.1359-1364
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001226
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SUMMARY
▷FGF23の生理作用の解明により,血清P濃度の調節機構が明らかにされつつある.
▷FGFR3シグナルの解明により,軟骨無形成症の新たな治療法が開発されている.
▷レプチンをはじめとするアディポサイトカインは今後も創薬のターゲットとなり得る.
▷オキシトシンの作用解明により,今まで治療困難であった自閉症の治療が可能になるかもしれない.
▷LC-MS/MSを用いたステロイド分析により,偽陽性の少ない21–水酸化酵素欠損症の新生児スクリーニングが可能になりつつある.
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