特集 ポストコロナ,少子化時代:30年後の小児医療と人材育成
Ⅰ.30年後の小児医療の姿と小児医療者教育
30年後を見据えた小児医療者教育
菱木 はるか
1
1帝京大学ちば総合医療センター小児科
キーワード:
少子化
,
働き方改革
,
男女共同参画
,
キャリア教育
Keyword:
少子化
,
働き方改革
,
男女共同参画
,
キャリア教育
pp.759-764
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000530
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
SUMMARY
▷少子高齢化が進行しているが,多岐にわたる小児科医の役割は依然重要である.
▷女性医師の比率が増加するなか,育児による離職から無理なく復帰できるキャリアパスが求められる.
▷急性期病院での人員確保は切実な問題であり,働き方改革とともに集約化をすすめる必要がある.
▷女性の産休からの復帰には,男性の育児休業取得,母乳育児支援などが役立つ.
▷男女共同参画の観点から,医学部におけるキャリア教育は男女ともに重要である.
▷様々なキャリアパス,勤務条件に対応できるように指導側・システム側の改善が求められる.
Copyright © 2023, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.