特集 ポストコロナ,少子化時代:30年後の小児医療と人材育成
Ⅲ.様々な領域における小児医療者教育
移行期医療から考える小児病院の30年後―こども病院から小児疾患専門病院へ―
鈴木 保宏
1
1大阪母子医療センター小児神経科
キーワード:
少子化
,
小児病院
,
移行期医療
,
小児期発症慢性疾患
,
小児疾患専門病院
Keyword:
少子化
,
小児病院
,
移行期医療
,
小児期発症慢性疾患
,
小児疾患専門病院
pp.807-810
発行日 2023年7月1日
Published Date 2023/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000541
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SUMMARY
▷大阪母子医療センター(343床)は病院の建て替えを検討中で,コンサルティング会社の分析では新病院の規模は大幅な減少(約300床)が算定された.
▷小児病院は少子高齢化社会のなかでも社会全体の医療負担を担うべきで,移行困難な成人患者にもAYA世代までの移行期医療を提供することはその1つである.
▷30年後の小児病院は「こども病院」ではなく,「小児疾患専門病院」を目指すべきである.
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