特集 小児の治療方針
3 感染症
各 論
インフルエンザ菌感染症
黒崎 知道
1
1くろさきこどもクリニック
pp.160-163
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000190
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菌検出のため,抗菌薬投与前に臨床材料の採取は必須である.髄膜炎の初期治療薬として,第3世代セフェム系抗菌薬とカルバペネム系抗菌薬の併用が第1選択である.菌血症を伴わない非侵襲(局所)性感染症ではアモキシシリン内服またはアンピシリン静注にて治療開始し,インフルエンザ菌の感受性判明後に適合抗菌薬に変更する治療で対応可能である.
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