特集 産婦人科の大ピンチずかん2
【Ⅰ.周産期領域での大ピンチ】
1.胎児超音波検査―異常なのか異常じゃないのかわからない大ピンチ―
長谷川 潤一
1
1聖マリアンナ医科大学大学院医学研究科周産期発生病態解明学分野
キーワード:
胎児超音波検査
,
先天異常
,
normal variant
,
臍帯ヘルニア
,
脈絡叢囊胞
Keyword:
胎児超音波検査
,
先天異常
,
normal variant
,
臍帯ヘルニア
,
脈絡叢囊胞
pp.957-960
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001813
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要旨
妊婦健診で行う胎児発育,胎動や羊水量などの胎児のwell-beingの評価を一般超音波検査とよぶのに対し,胎児の先天異常,特に形態評価を行う超音波検査を胎児超音波検査とよぶ.多くの施設で,ある程度きめた週数で,妊娠中に少なくとも1~2回の胎児超音波検査が行われている.チェックリストなどを用いて基準断面を描出して胎児の各断面の評価を行う.しかし,実際の検査に際して正しい断面が得られず,異常なのか異常でないのかわからないピンチに遭遇することがある.本稿ではそんなピンチにどう対処するのかを述べる.

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