今月の臨床 産科エコー 基本の“キ”
胎児エコー検査の進め方
妊娠初期の胎児形態評価の基本
長尾 健
1
,
末光 徳匡
1
1東京慈恵会医科大学産婦人科学講座
キーワード:
妊娠初期
,
胎児超音波検査
,
胎児形態異常
Keyword:
妊娠初期
,
胎児超音波検査
,
胎児形態異常
pp.886-893
発行日 2024年10月10日
Published Date 2024/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211345
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●妊娠11週0日から13週6日の時期の超音波検査で胎児形態異常の約4割が診断可能との報告があり,希望する妊婦には妊娠初期の胎児形態評価が提供されるべきである.
●早期に胎児形態異常を診断することは,夫婦へのよりよいカウンセリングにつながる可能性がある.
●妊娠初期の胎児形態評価で鮮明な画像を描出するには,超音波の環境を整えることが重要である.
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